「ベゾアール(結石)」シャルロット・デュマ展

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銀座のエルメスで行われている
「ベゾアール(結石)」シャルロット・デュマ展

体の中に出来てしまう結石。馬の体の中にあった、凄く凄く綺麗で大きな球体の結石が展示してあった。すごく神秘的だった。(写真は撮ってない)

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与那国島の馬たちの映像。夕方に行ったので、エルメスのガラスの壁を通した外の青い夕暮れ感と藍色っぽい布の感じと。


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デュマさんは、現代社会における動物と人の関係性をテーマに活動されている写真家だそうです。

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思うに、ベゾアールとは水分の不足、すなわち死に直結しているのだろう。
その証拠にパリで目にしたベゾアールは大きく、その重さに耐え、生き延びた馬はいない。
ベゾアールは神秘的なオーラを放っている。その表面は惑星にも似て
それ故、動物の腹の中からやって来たのに、宇宙からやって来たようにも思われる。
これは、石を抱えていた動物が命懸けでこしらえた生涯の作品であり、抵抗の証でもある。
命とはかくも無常であることを、想起せざるを得ない。
―シャルロット・デュマ
(エルメスHPより引用)

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確かに宇宙からやって来たかのような、はたまた蚕の繭のような、神秘的な代物だった。
動物が命がけでこしらえた生涯の作品。繭もそうだよなぁ~と、思ったのでした。

命とはかくも無情。
その通り。

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馬と言えば…、エルメス