2019⇒2020の年末年始はパリを訪れました。
ルーヴル美術館で行われていた、
レオナルド・ダ・ヴィンチ没後500年の大回顧展に行きました。
(会期 2019.10.24-2020.2.24)
この特別展に関しては完全事前予約制だったので、予めルーヴル美術館のサイトから希望する日時を指定し、発行された電子チケットを念のため印刷して持っていきました。
ルーヴル美術館にはいくつかの入り口がありますが、ダヴィンチ展のチケットを持っている人はピラミッド正面の入り口へ行くよう指示されました。
ダヴィンチ展の入り口です。
ここからは手ぶれに見舞われた作品たちを💦
【ミラノの貴婦人の肖像】
今回の展覧会のチケットやポスターにこの絵が使われていました。
【岩窟の聖母】
【洗礼者ヨハネ】
【サルヴァトール・ムンディ】
数年前に超超高額で落札された“サルヴァトール・ムンディ”とは同じ名前だけど別のものだそうです!
【最後の晩餐の模写】
その他色々と…
(これはダヴィンチの作品ではないね…きっと)
結局ルーヴル美術館所蔵の作品ばかり写真に撮っていますが…写真を撮ることに夢中になってしまうのが嫌だったので、途中で写真を撮るのは止めました。目に焼き付けようと。
今思い返して印象に残っているのは、洗礼者ヨハネと聖アンナと聖母子、ほつれ髪の女性(いつか三菱一号館あたりで観たような?)、あと馬のデッサン。
手記も沢山展示されていました。解剖したときの様子とか、動物のからだの一部を描いたのとか…沢山沢山!筆まめ!
貸し出す際にイタリアとフランスですったもんだあったらしい【ウィトルウィウス的人体図】は作品保全のため12月中旬にはヴェネチアのアカデミア美術館にお帰りになったそうです。見れなくて残念でした😣
ルーヴル美術館所蔵のダヴィンチ作品は5点ありますが、モナリザ以外の作品はこの展覧会会場に移されて展示されました。(ミラノの貴婦人の肖像、岩窟の聖母、洗礼者ヨハネ、聖アンナと聖母子)
ダヴィンチが描いた絵画は20点ほどしか現存しておらず、そのうちの10点がこの展覧会で展示されたそうです。
手記やデッサンも含めた162点、ルーヴル美術館が10年の歳月をかけて準備した過去最大規模のレオナルド・ダ・ビンチ展。作品の貸し出し主はエリザベス女王、ビル・ゲイツ、大英博物館、ロンドンナショナルギャラリー、エルミタージュ美術館、バチカン美術館…etc.
死後500年でこんなにも大規模な回顧展が行われるアーティスト、現代にいるだろうか?2519年、この地球はどうなっているのだろう?
レオナルド・ダ・ビンチって結局一体何者なんだろう?と、改めて思いました。謎は深まるばかりです🤔
左から、
・展覧会のフランス語版パンフレット裏面
・A4用紙に印刷して持っていった展覧会のチケット(展覧会自体は無料ですが美術館の入場料が17€、2019.12.29 15:00指定)
・展覧会の英語版パンフレット表面
・ダヴィンチ展限定のラデュレのマカロンボックス
せっかくの機会であったのに図録や展覧会グッズは何も買わずに帰ってきたのであった。
この展覧会を観ることができたことを幸せに思います。
本来は会期中パリ限定で販売されていたミラノの貴婦人の肖像があしらわれたマカロンボックス。
4月に銀座のラデュレで限定販売されていたものを買い求めました。現地で余ったのかな?